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スイッチの使い方

Arduinoでタクトスイッチを使ってみましょう。
スイッチはほとんどの機械についています。家の周りにある家電やゲーム機、ちなみに冷蔵庫を開くと電気が光るのもスイッチを使っています。スイッチにも色々種類がありますが、使い方はどれも同じです。今日は小さいボタンなどによく使われるタクトスイッチを使ってみましょう。

#1:タクトスイッチの仕組み


上からみて足が飛び出している方向は次の図のように最初から繋がっています。スイッチを押すと対岸に橋を渡すように線が繋がって電気が流れます。












#2:スイッチをつなぐ

デジタルピンの好きなところから片方へ。もう片方をGNDへ繋ぎます。今回は左側に6番ピン、右側をGNDにしました。









#3:ブロックを組む

ブロックは次のように組みます。(やる・待つ。もし)のところから”先にやっておく”のついたブロックをとってきます。そして(入・切)のところから[内部の抵抗を入]のブロックをつけ、今回スイッチをつないだピンの6にします。
続いて、(大小・同異)から(( )≠( ))のブロックをもってきて[もしも ~なら]のブロックに繋ぎます。”~なら”の部分には[シリアルモニタに出力]を繋ぎましょう。

#4:補足説明

[内部の抵抗を入] とショート

通常、スイッチをそのままつなぐと電気がでるところ(+)と電気が帰るところ(-またはGND)が直接繋がってしまいます。このことをショートといいよくないこととされています。電池の+と-をつなぐと電池が熱々になってしまいます。そこで通常は間になにか電気の流れを妨げるもの(抵抗)を繋ぎます。Arduinoではいちいちスイッチの時に抵抗を外に繋がなくていいように、あらかじめ中に抵抗が入っているので、その設定を入にしてやることでショートしているように見えて、中でショートを防いでいるのです。また、この[内部抵抗を入]のブロックでは、同時に[デジタルピン入]が設定され電気が出るようになり、すぐにスイッチが使えるというわけです。
デジタル

もしも (入≠(デジタルピン))

[内部抵抗を入]のブロックでデジタルピンが入になり電気が出ています。しかしスイッチを押すと、GND側と繋がってしまうので電気がなくなってしまいます。そのため、電気を入にしているのに切の時と同じようになってしまうのです。つまり、スイッチを押すと入→切になるわけですから、これを”もしも”のブロックに組んでいれば、”スイッチをおした時”に何かすることができます。ちなみに≠はノットイコールで同じではないという意味です。






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